詩は写経したほうがいい3つのメリット
はじめに
皆さんは、詩を読むだけのものと捉えていませんか。
それも1つの方法でよいのですが、今回この記事で述べたいのは、詩は写経するととても効果的に詩のよさを感じられるということです。
それを3つの視点から述べていきたいと思います。
1、気持ちが落ち着く

写経するとなぜ気持ちが落ち着くのか。
写経とは、本来、仏教のお経を書き写していくことです。
これは詩にも応用できます。
詩を写経すると、まず、単純作業で手を動かしていきますから、脳はその間リフレッシュすることとなります。
これは、私の考えなのですが、手をリズミカルに動かしていくと、頭の中が整理整頓される感覚があります。
おそらくこれはほんとうだろうと、半ば確信しております。
それと、詩を写経しているときは、瞑想状態に近い感覚になります。
瞑想とは、座禅とか、マインドフルネスとかそういうやつですね。
ストレス軽減・リラックス効果などがあると思われます。
2、書いた詩人と心が重なる

これはどういうことかというと、詩を写経するということは、詩人の心の動きを追うという形になります。
ですから、自然と詩人と同じことを考えていたということもあり得ます。
そして、詩人と対話している感覚にもなります。
共感や理解が深まり、その詩人のことをもっと知りたいとも思うでしょうし、現代詩であれば、詩の写経はまるで、音楽を聴いているような心地になるかと思います。
3、語彙力が高まる

はい。これはもうお分かりになるかと思いますが。詩を書き写すと、当然言葉を反復するわけですから、記憶にも残ります。
結果、語彙力が高まります。
語彙力が高まるとどうなるのか。
それはコミュニケーション力に幅が出たり、あなたの感受性が豊かになります。
見るもの・聞くもの・食べるもの・触るもの・嗅ぐもの等。あなたの世界観を豊かにしてくれます。
語彙力とはあなたの世界観の規模を示す指標になり得ます。
まとめ
詩は写経すると、色々なメリットがある。これはホントです。
もちろん、写経を趣味にしようと思っていた方も詩であるならば、それなりに親近感を抱くかもしれません。
写経はまず、あなたをリラックスさせ、詩人と友達になり、豊かな世界観をあなたの中に構築する有益な方法となるでしょう。
もちろん、他の文学でもいいですが、詩であるならば、区切りも付きますし、何より名詩などは文庫とかで、安く、幾つも掲載されています。
詩を尊敬している私からすれば、複雑な気持ちですが・・・。
とにかく、詩は写経にはもってこいなのです。
皆さんもよかったら、ぜひ試してみてください。
では私はこの辺で。かめれもん★でした~。