金子みすゞさんの名言『みんな違って、みんないい』を考察してみました。
はじめに
こんにちは~、かめれもん★です(^^ゞ
今回は、金子みすゞさんの名言である『みんな違って、みんないい』を自分なりに深く考察してみました。
流れとしては、まず簡単なみすゞさんの紹介と、みんな違って、みんないいの思想の基礎の部分、それから実際にそれを実践するには、どのような意識の方向づけをしていけばいいか、を話していきたいと思います。
それでは、始めていきましょう!
金子みすゞさんの簡単な紹介

金子みすゞさんは、おそらく日本人であれば誰でも知っているほどの有名人ですよね。
童謡詩人です。
大正の時代から、昭和初期まで活躍しますが、26歳でお亡くなりになります。
代表作に、『わたしと小鳥と鈴と』『大漁』があります。
わたしは、みすゞさんのことを、ものすごく知っているというわけではないのですが、大まかに知ってはいます。
詩も読んだことがあって、今の日本の文化の源流を作ったかのような詩も多かったと記憶しています。
みんな違って、みんないい。当たり前のことが、こんなにも輝いて。

みんな違って、みんないい。
この言葉に、どれほど多くの人が励まされ、今日までそのような文化を作り上げたか。
金子みすゞさんは、言葉を、思想を、そのような詩に託したのみだったと思いますが、多くの人の心を揺さぶり、やさしさのタネを植え付けたと思います。
当たり前の言葉ですが、奥が深くて、唱えるごとに何度も輝きを放つ、名器のような詩です。言葉です。
おそらく、今の日本人の根底に、その思想が絶え間なく流れていることでしょう。
それを私たちは、どれだけ理解し、どれだけ実践しているか。
そのことについて、触れていきたいと思います。
みんな違って、みんないい。私たちは、どう人と接していけばいいか。

まず、私たちは、多くの人の場合、自尊心を失くしてしまっているかと思います。
もちろん、そうじゃない人もいるかもしれませんが。
ですから、それを高めるために、この言葉は有効だと思います。
私たちは、他の人と比べ、だれかより勝ったとか、だれかに負けた~とか、一喜一憂していますが、ほんとはそうじゃないですよね。
そんなことしていたら、みんな必ずだれかより劣っていて、だれかより優れているということになってしまいます。
そうではありません。
あなたはナンバーワンにはなれません。
しかし、オンリーワンにはなれます。
宇宙を基軸にし、広い視点で見てみると、この言葉が大事だということがよく分かります。
オンリーワンこそが、ナンバーワンになることだと言えるかもしれません。
そのようにして、まず、自分もその他の人と同じように違っているということを、確認します。
みんな違って、みんないい。
だから人々は、ある意味皆同じで、魂の底で繋がっているということが、少しずつ分かってくるかと思います。
そして、自分を敬うことで、人を非難する力も失せます。
なぜなら、非難をする人たちは大抵、自己防衛のために非難するからです。
自分が傷ついているから、相手が悪い、という考えになります。
アドラー風に言うと、かわいそうなわたし、悪いあの人と同じですね。
したがって、自分をしっかりこれでいいんだと愛することで、相手も悪くないよね、という気持ちになり、世界を愛することに繋がっていくのです。
それでは、まとめていきましょうか。
まとめ:みんな違って、みんないい。あとは実践で身に沁みて実感すること。
みんな違って、みんないい。
事あるごとに、この言葉を、呪文のように唱えましょう。
もちろん、心の中で、ですけど。
だれかと、喧嘩したときに、みんな違って、みんないい。
分かり合えなくても、お互いに違っていて、お互いにユニークだよね。
わたしはあの人にかなわない。
そうではありません。
わたしは、あの人にない強みを持ってる。
あの人は歌が上手い。
じゃあ、わたしは、絵が得意かもしれない。
同じ芸術関係でなら、才能が他にもあるかもしれない、というように。
あの人のおかげで、気づく部分もあるかもしれない。
自分が持っている輝きに。
みんな違って、みんないい。
人間関係で困ったら、この言葉を唱えましょう。
自分も、他人も、世界も愛せる、魔法の言葉。
みんな違って、みんないい。
あなたを愛するのと同様に、一人ひとりの無限の可能性を信じてみましょう。
それでは、かめれもん★でした(^^ゞ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました~(^_^)/~